①秋祭り ~ 子供神輿

 先日、秋祭りで子供神輿が行われた。

子供会に入っている我が家も初参加。子供逹は人生初となるお神輿を引(こちらは山車に車輪が付いており引くスタイルになる。)いた。

秋祭りとは、収穫祭、秋に収穫を迎える作物の豊作を感謝する新嘗祭である。この地域に伝わる子供神輿とは、ご神体を神輿に遷し、子供たちが担いで氏子地域を巡ることで、秋の恵に感謝し、更なるご加護を祈念するというもので、共に力を合わせ、助け合いの精神を養っていく、という行事らしい。

 

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一昔前までは「祭り」と言うと、子供逹にとっても一大娯楽であり、指折り数えて待ち望まれる行事であったに違いないが、これだけ日常において娯楽が普及否溢れている昨今において、祭り?神輿?何?と、子供逹の興味感心は薄い。また収穫祭と言っても、多くが離農している現代人において身近に感じられないのも仕方がない。そもそも秋祭りにどういう意味があるのか知らない子も多いだろう。そんなこんなで初めて参加する地元の子供神輿、子供逹の掛け声も小さく、実に活気がなく寂しい限りだった。ただ子供逹を横目に私一人鼻息荒く、子供逹の小さな掛け声に合わせて吹く笛が虚しく響いた。それでも、途中休憩が終わり後半に差し掛かると、恥ずかしさも消え慣れたのか、やや盛り返し声も大きくなったようである。

 

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それにしても祭りを実行する地域会や子供会の保護者の皆様、準備後片付け等、誠にご苦労さまでした。

 

今あちらこちらで秋の収穫、稲刈りがピークです。