屋久島 その②

朝3時半に起きる。登山口までは環境保護の為、車両規制があり一律バスで向かう。登山バス出発場所に着くと、もう既に200人を超える登山者がバス待ちの為整列していた。
私達の後からもバス待ちの登山者は次々と続き、富士山世界遺産登録の影響も感じさせない位相変わらずの人気振りが伺える。

登山口到着朝6時トレイルスタート。
トロッコ道3時間半→山道2時間。再び登山口に帰ってきたのが午後5時。結局11時間かかった。

トロッコ道だけで音を上げると思われた8歳達も、森の精が憑依したかの様によく歩いた。後30分程で縄文杉と言う所までがんばったが、帰りバスの時間を考慮し縄文杉は諦めることに。しかし道中数多の屋久杉は神秘的であったし、沢の清らかで甘い水も充分堪能し、また鹿の赤ちゃんにも出会えた。今回数百人いるハイカーの中では確実に最年少であった二人は、皆からよく声をかけてもらい、応援してもらった。

12歳の上の子は10歳の友達とそのまま縄文杉を目指し、目的を果たすことができた。二手に分かれた為に私が側にいないことの不安もあったようだが、よくがんばった。

 改めて子供達の底力を思い知らされた今回のハイキング。また子供達 にとっては、これからの長い人生の中で、辛く苦しい事に出会っても、この屋久島の事を思い出し、多少の事なら乗り越えていける、自分は出来るんだ!と自信につながってくれたら嬉しい限りだ。

 

そして、この旅行の思い出を一冊の素敵な写真絵本にして贈ってくれたKファミリー。。。

楽しい時間をありがとう。。。

またいつの日か一緒に旅できる日を楽しみにしています。

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