屋久島 その①

夏、19年振りに訪れた屋久島。
行けたことは奇跡に等しく、天が日頃の行いを認め、屋久島が私達を迎えてくれた。。とでも言うべきか、全てを都合よく解釈したくなるくらい運に恵まれていた。

と言うのも、日程の前後は大型台風に挟まれ、出発前日まで船は欠航。帰った次の日にはまた欠航という状況。かと言って島滞在の数日、天気が悪いかと言うと、そうではなく、空は見事な8月の青空が広がり、普段でさえ雨の多い屋久島の森にも入ることができ縄文杉も拝むことができた。正に私達の為だけに天が与えてくれた3日間だったのである。(^ω^)

 海亀が産卵に訪れる永田いなか浜

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そして私達がフェリーで島へと向かう日、屋久島の直ぐ西にある口永良部島が、何と34年ぶりに噴火。モクモクと雄々しい噴煙をあげ、屋久島は硫黄の匂いが充満していた。何とも華々しい歓迎ぶりの中、夢の様な3日間は過ぎ去った。

 横河渓谷 

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今回最も楽しみにしていたのが縄文杉トレイル。またこれが最大の懸念事項だった。22キロ、10時間コース。前回行ったのは20代。何も考えずに歩ききったが、今回は子供と一緒。下はまだ8歳。計画当初から10時間歩くのは到底無理と考え、とにかく行けるところまで行ってみて、ダメだったら二手に分かれ、8歳組は途中の沢で水遊びでもして待ち、再合流しようという計画だった。