日本初西洋美術館
倉敷 大原美術館収蔵。
大正時代、第一次世界大戦後不況と混沌の中、
当時パリに留学していた倉敷出身の画家、児島寅次郎が
画廊でグレコの受胎告知を見つけ、スポンサーであった
大原孫三郎に即連絡を取り購入したと言うエピソードがあり
ます。当時ヨーロッパの混乱した状況の中で放出された名画は
千載一遇のチャンスと巧く捉え、先見の明があった大原孫三郎
に買われ、大原美術館の顔ともなりました。
今では、日本にあるのが奇跡だと言われているそうです。
そして隣接するカフェ、「エル・グレコ」。
蔦の絡まる静寂で贅沢な大人の時間です。