沖縄十三の祝いとムーチーに込められた想い

十三祝い


生まれた年の干支が一巡する節目となる、数え年十三の成長を祝う行事。
沖縄では、この十三祝いが今でも盛んに行われています。

今年は実家に新しい命を迎えた事と、娘の十三の祝いが重なった為、ムーチーを作って頂きました。
ムーチーとは、沖縄に植生する月桃の葉っぱで蒸したお餅。年の数だけ縄で結び、家に飾り健康を祈願します。

娘の十三詣は、春休み沖縄に帰った時に地元の神社でお祓いをしてもらいました。干支が一巡する年には気のバランスが崩れて厄を招きやすいと言われているようです。

昔の人は結婚が早かった為、特に女の子は家で祝う最後の行事として盛大に行われた十三祝い。娘も今日で数え十三歳。後何年一緒に過ごせるか考えると、子供の成長は嬉しい反面寂しくもありますね。。。

写真のムーチー横の額の染物は、月桃の葉が染められています。娘がこの世に生を受ける時、贈られた大切な思い出の品です。

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