世界がもし100人の村だったら、、、
十数年前、ネット上で拡散されるや、あっと言う間に人々の心を捉え、世界の様々な
言語で翻訳され種々出版もされているこの文章。
日本ではこのテーマの名前が付いたプロジェクトまでできており、
構造的に貧富の問題を捉える、多様性を尊重する心を養うという目的で学校教育
の場で、積極的に取り入れられています。
そして今回、チビの学習発表会の群読として読まれることになりました。と言っても、全て読まれる訳ではなく、小学4年生という学年を考慮し、適した部分だけを要約して読ませるようです。
チビがこの発表会用の音読カードを持って帰って来た時は実にびっくりした
ものでした。
なぜなら、この「 世界が100人の村だったら、、、」がネット上に現れた際、
私が初めて触れたのは、フランスにいるお友達が日本語に訳してくれたものだった
からです。
当時の私は上海。チビがまだ赤ちゃんの時で家で子育て真っ最中。
彼女の見事な訳文を通じて入ってきた文章は、深く腑に落ち、うーむと思わず心を
掴まれたものでした。訳文共に素晴らしいものでいたく感動したのを思い出します。
それが、時を経て国を越え今度はチビの学習教材に使われるとは、、、感慨深いものですね。
あの時の思い出まで懐かしく一気に蘇ってきました。
チビも今度のバレンタインで半成人。
今度、この文章を見て懐かしく思うのはいつでしょうか?
人生はエピソードがたくさんある程面白いものですね。